この記事でわかること
- HSP気質と自己否定の関係
- ちゃんとできない自分を責め続けた体験談
- 少しラクになるための小さな気づき
HSP気質と自己否定の関係とは?
HSP(Highly Sensitive Person)
感受性が強く、周囲の空気や他人の感情にも敏感に反応してしまう特性があります。
私もHSP気質が強いタイプでした。
そのため、ちょっとした失敗や他人の目がものすごく気になってしまい
「ちゃんとしなきゃ」
「失敗しちゃいけない」
と自分を追い込んでいた時期がありました。
ちゃんとできない自分を責め続けた高校時代
高校生の頃
私は学校を休みがちになりました。
当時は「行きたくない」とも「行かなきゃ」とも、うまく言葉にできず
ただ、心と体が言うことをきかない感覚があったんです。
社会人になってからふと思いました。
「ちゃんと学校に行けていたら、今と違う未来があったんじゃないか?」
「もっとがんばれていたら、何か変わっていたのかな?」
過去の自分を、何度も何度も責めるようになりました。
今思うと
母の死、家族環境の変化――
ただでさえ大きなストレスを抱えていた中で
私は必死に生きようとしていたのだと思います。
でもその頃の私は
「できなかったこと」しか見えなかった。
そして、それをすべて自分のせいだと信じ込んでいました。
自己否定から抜け出す小さなきっかけ
そんな私に、小さな変化が訪れたのは
あるやさしい言葉に出会ったときでした。
「がんばれなかった自分を責めなくていい」
最初は信じられなかったけれど
何度も何度もその言葉に触れるうちに
少しずつ心の奥に染み込んでいきました。
- 学校に行けなかった自分も
- すぐに疲れてしまった自分も
- なにもできないと感じた自分も
全部、生きようとしていたんだと。
ちゃんと、感じて、傷ついて、必死にがんばっていたんだと。
できない日があっても、大丈夫
今でも、落ち込むこともあります。
ちゃんとできない日も、もちろんあります。
でも、そんな日があってもいい。
今日もここにいるだけで、十分。
それだけで、ちゃんと生きている。
そう、自分に言ってあげられるようになりました。
できない自分を責めそうなときに、試してほしいこと
✔ 小さなことでも「よくがんばった」と声をかける
✔ 完璧じゃない日も、「それでも私はここにいる」と認める
まとめ
HSP気質の人ほど
「ちゃんとできない自分」を強く責めてしまいがちです。
でも
できない日があったっていい。
完璧じゃなくても、生きているだけで十分なんです。
この記事が
どこかでがんばりすぎてしまっているあなたの心を
少しでもやさしくゆるめるきっかけになったらうれしいです。